※お申し込みはイベント管理サイトPeatixの「外国ルーツ家族の在留資格を理解しよう」ページへ
入管問題、在留資格に詳しい弁護士に聞く!
ー外国ルーツ家族の在留資格を理解しようー
これまで、光JSみらいでは、外国ルーツの子どもたちに関連するセミナーとして、公立小学校の日本語学級や移住と心理に関するセミナーを開いてきました。今回は、入管事件に力を入れている俵公二郎弁護士をお招きし、外国ルーツの子どもや家族の在留資格など、制度面に焦点を当てたセミナーを開催いたします。
日本の入管制度は、外国ルーツの子どもや家族にとってデリケートな制度設計となっています。家族やパートナーとうまく行かなくなったり、家族やパートナーが日本を離れたり、体調を崩して解雇されたり、精神疾患を抱えて手続きができなかったり、ケンカしてしまったり。誰にでも起こり得る不運が重なってしまうと、在留資格を失うリスクが常にあります。本セミナーでは、在留資格制度を俯瞰するとともに、在留資格の喪失という重い事態に繋がる落とし穴を確認していきます。
本セミナーを通して、入管制度を理解しておくことで、外国ルーツの子どもたちの就職や進学、家族の状況の変化に対して、一歩進んだ関わり方ができるようになるでしょう。ウィシュマさん死亡事件など、まさに最前線で、数多くの入管事件を担当している俵公二郎弁護士から直接お話を聞き、質問できる貴重な機会となっています。奮ってご参加ください。
セミナーの内容ご紹介
- 俵公二郎弁護士について(ブラジルで過ごした幼少期・アイデンティティ)
- 外国ルーツの家族が取得する日本の在留資格(ビザ)
- 外国ルーツの子どもたちが進学、就職すると在留資格はどうなるの?
- 外国ルーツの家族は何に気をつけないといけないの?
- 在留資格の喪失、そして強制退去になってしまうケースと流れ
セミナー概要
●日時 | 6月11日(日) 19:00〜20:00 |
●内容 | ・俵公二郎弁護士について(ブラジルで過ごした幼少期・アイデンティティ) ・外国ルーツの家族が取得する日本の在留資格(ビザ) ・外国ルーツの子どもたちが進学、就職すると在留資格はどうなるの? ・外国ルーツの家族は何に気をつけないといけないの? ・在留資格の喪失、そして強制退去になってしまうケースと流れ |
●視聴方法 | ・イベント管理サイトPeatix.comの「外国ルーツ家族の在留資格を理解しよう」からお申し込みください ・お申し込みいただくと視聴用URLが記載されたメールが届きます ・セミナー当日は、視聴用URLからセミナーにアクセスしてご視聴ください
※本プログラムはWebシステム「Zoom」を利用して実施いたします ※セミナー中、チャットで講師への質問も可能です ※インターネット環境があれば、どこからでも参加いただけます |
●参加費用 | 無料 ※ご寄付いただける方は、お申し込み画面から寄付金額をご選択ください。 いただいたご寄付から、講師への謝礼や日本に住む日本語学習が必要な子どもたちの日本語授業運営費(日本語講師謝礼、教材購入費)に充てられます。ご支援よろしくお願いいたします。 |
●お問い合わせ | 本ページのコメント欄またはトップページのお問い合わせからお願いします |
ウィシュマさん死亡事件について
2020年8月20日、1人の スリランカ人女性が、彼氏からの暴力に耐えられなくなり、わずか所持金1500円少しの状態で交番に逃げ込みました。警察は彼女を保護する対象ではなく、不法滞在者として、名古屋入管に引き渡しました。
ウィシュマさんは食事をすることも、トイレもできないほど衰弱していましたが、適切な医療は提供されず、飢餓状態に陥り、命を落としてしまいました。
彼女の身に起こったような事は、日本に住む外国ルーツの方が、パートナーとうまくいかない、体を壊して解雇される、精神疾患を抱えるなどして手続ができない、など、不運が重なることで陥ってしまうことがあります。
俵弁護士は、ウィシュマさんのご遺族から依頼を受け、弁護士という立場で国を相手に訴訟を起こし、入管制度の理不尽との戦いを続けています。
裁判の進行・経過は公共訴訟サイトCALL4の「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」ページで確認できます。
早稲田リーガルコモンズ法律事務所
俵公二郎(たわらこうじろう)弁護士
東京弁護士会所属
自身に投資された利益を社会に還元する方法は、様々な事情を抱えて日本に来た移民が在留特別許可を得ることであると考えて弁護士になった。パナマで生まれ、ブラジルで育った自身の背景を活かし、外国にルーツのある依頼者の相談を多く引き受けている。依頼者の出身国は、メキシコやブラジル等の中南米諸国にとどまらず、中国、ロシア、ミャンマー、マレーシア、ベトナム、フィリピン、ガーナ及びスーダン等、多岐にわたる。
外国にルーツのある人が司法を身近に感じられる社会を作ることをライフワークとして、一般民事事件、家事事件、刑事事件及び在留資格等、様々な類型の依頼に対応している。
公益活動として、2021年に名古屋入管で亡くなったスリランカ人女性の遺族らから委任を受け、原告ら訴訟代理人として国家賠償請求訴訟を提起し、真実解明に取り組んでいる。
1985年 : パナマ共和国で出生
1991年 : リオデジャネイロ日本人学校に通学
2008年 : 国際基督教大学教養学部卒業
2016年 : 中央大学法科大学院卒業
光JSみらいについて
私たち一般社団法人 光JSみらいは、2022年7月より、「言葉でつながる人とのつながり」をモットーに設立されました。オンライン日本語レッスンを通して、外国にルーツのある子どもたちの高校卒業を目標にサポートしています。また、外国ルーツの子どもや家族に関連するセミナーや文化交流イベントを開催しています。
光JSみらいでは、保護者が通常授業料の1/4、残りの3/4をサポーターが支える『みらいっこ制度』という独自の奨学金制度を設けています。
みらいっこは、本制度を利用して2年間授業を受けることができます。毎年3月までに集まった寄付金に応じて、次年度の”みらいっこ”(奨学金利用生徒)の数を決定します。
今回のセミナーでいただいた寄付金も、みらいっこ制度のために利用させていただきます。
皆様のご支援をお待ちしております。
みらいっこ制度について詳しくは寄付サイト・コングラントの外国ルーツの子どもたちの学習を応援するページをご覧ください。
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