スタッフ紹介 なみこ①『海外に住むようになったきっかけ』
光JSみらいのなみこです。ブラジルに住んでいます。
光JS立ち上げ初期の頃からスタッフとして参加させていただいていますが、梅本代表との出会いもブラジルがご縁です。
小さいころから外国に興味があり、家の壁の世界地図を眺めたり、地球儀を回して遊ぶのが好きな子供でした。かといって、育った環境がグローバルかといえばまったくそうではなく、外国人が来ることも珍しいような小さな山村で自然に囲まれて大きくなりました。
小学校の同級生はたった5人。本人左から2番目
最初に海外で暮らしたのは大学時代のスイス留学で、その時に日本語を勉強するスイス人学生やその指導をする日本人の日本語教師の方との出会いがきっかけで日本語教育に興味をもちました。
留学から帰国して新卒で金融機関に就職しましたが、やっぱり日本語教育への興味が断ち切れず、働きながら資格をとってまず手始めに向かったのはインドネシアでした。
もともと、外国での生活に憧れがあって日本語教師も国内ではなく海外でしてみたいと思っていたところ、タイミングよく始まったのが国際交流基金の『日本語パートナーズ』というプログラムでした。
ASEANの国々に日本語や日本文化に親しんでもらう人を増やすという目的で始まったプログラムで、まだ日本語教師としての経験がないわたしでも現地の学校の先生とペアを組んでALTのような立場で活動できました。
国民の多くがイスラム教徒で大きな若い人口を抱え、日進月歩の発展を遂げている過程のインドネシアでの5か月は、バブル崩壊直後の日本に生まれ生きてきたわたしにはまさに「新しい世界」といえる刺激的なものでした。
インドネシアでの活動を終えようとしていたころ、次の活動の場として選んだのがブラジルでした。「どーれーにしようかなっ」くらいの軽い気持ちで選んだその国が定住の地になるとは、まったく思っていませんでした。
次回は、そんなブラジルでの活動と光JSとの出会いについてお話ししたいと思います。