【開催報告】企業と大学生・留学生の交流会
日本ブラジル中央協会との共催で、中南米にルーツのある「企業と大学生・留学生との交流会」を開催しました。
「学校の"先"を拓く」として初めての試みでしたが、参加企業13社21名、学生44名、関係者やスタッフ合わせると総勢100名近い人数が一堂に集まり、大盛況でした。
本交流会の目的は、「中南米にルーツのある若者が、中南米とかかわりのある企業との交流を通して、日本と自国2カ国にルーツがあることに誇りをもち、将来の選択肢を増やすこと」。
私たちのミッションである『学校の"先"を拓く』具体的なアクションの1つとして企業と学生をつなぐことが出来、参加学生・企業からも好評をいただきました。
公立学校でもない、行政でもない、民間団体の私たちができることは何だろう。
団体設立からずっと考え続けてきて、今回1つそれが形にできたように感じています。
元小学校教員の私は、団体設立当初はどうしても「外国ルーツの子どもたちを学校の勉強についていかせるための、日本語学習」という考えが強くありました。
もちろんそれも必要で、今も実際に日本語授業でそのような内容を取り入れているクラスがあります。
ですが、学校の"先"も見据え、子ども/若者たちの今が、明日が、未来が光り輝くように、私たちだから出来ることは何か。
そう考えていくうちに、彼らの人生の選択肢を増やすためのアクションこそが我々に求められているように、今は感じています。
それ故の、今回の交流会開催につながります。
自分たちだけではなし得ないことは各方面のプロフェッショナルと手を取り合いながら、子ども/若者たちの未来を拓くために出来ることを常に模索していきます。
次回は来年を予定しています。
よりニーズに沿った交流会に出来るよう、精進してまいります。
最後になりましたが、共催してくださった日本ブラジル中央協会様、会場をお貸しくださった日本財団様、ご参加いただいた企業・学生・関係者の皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。