シリーズ 光JSみらいとブラジル②代表梅本、ブラジルとの出会い
光JSみらいとブラジルとのつながりは
団体設立以前にさかのぼります。
当時教員だった梅本は長期休みを利用して
ブラジル北東部セアラ州のカノアケブラーダという小さな漁村を訪れました。
当地で日本人女性が行っていた教育活動に
ボランティアとして参加するためです。
ブラジルの人たちとふれあい、
この地に見せられた梅本。
その後JICAボランティアとして
北部のベレンというまちに赴任して
2年間活動しました。
日本に戻り、教員としてまた小学校に
復帰した梅本が担任したクラスには
外国ルーツの子どもが多くいました。
ブラジルや日本での子どもたちとの
出会いをきっかけに人生をかけて
やるべきことを考えた末、
外国ルーツの子どもたちに日本語学習の
機会を提供する会社を立ち上げました。
現在の光JSみらいの前身です。
梅本の新たな挑戦に賛同し協力してくれたのは
ブラジルでであった仲間であり、
日本で出会ったブラジル人や
ブラジルへの思いをもつ人々でした。
出会いが出会いを呼び、その輪は少しずつですが確実に大きくなっていきました。
「このつながりを大切に育てていくことで
きっと私たちは社会を変える力となれる。」
活動を始めて4年目の今、
そのように感じています。